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お客様の声

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首都高速道路株式会社様

首都高速道路が初めて開通したのは1962年。京橋から芝浦間のわずか4.5kmでしたが、その後ネットワークは拡大を続け、
現在、総延長320.1kmにまで広がっています(2019年3月)。
首都高速道路株式会社様は、“お客様第一”の理念をベースに、
幅広いステークホルダーを対象としたCSR(企業の社会的責任)活動を展開し、年次報告書である「CSRレポート」を発行しています。
三幸企画は、2018年版の「首都高CSRレポート」の制作をサポートいたしました。
首都高速道路様のCSR活動についてお話を伺いました。

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情報が整理され、
読みやすい
CSRレポートの制作。
私たちの期待に
しっかり応えてくれました

CS推進部CS推進企画課 課長 佐藤 潤 様
(インタビュー当時)

情報が整理された
CSRレポートの制作を目指す

- CSRレポートの発行を始めた
経緯を教えてください

当社は、ステークホルダーへの情報公開を進める中で、事業レポートや管理レポート、環境レポートといった各種報告書を個別に発行してきました。こうした冊子を通じて、当社の社会貢献活動などCSRに関係したコンテンツについても紹介してきたのですが、CSR活動を総合的に一冊に取りまとめて分かりやすく公表したいと考え、2016年度からCSRレポートを発行することにしました。

- CSRレポート発行のねらいは何ですか?

首都高は知っていても、首都高速道路株式会社という企業体が運営していることを知らない方が多いのではないでしょうか。首都圏のみならず、日本経済の浮沈を占うような施設を管理・運営している企業で働く我々社員は、ステークホルダーの皆様に当社の取り組みを理解してもらうことが必要と感じています。私たちの活動に対して皆様から評価をいただき、それを業務に反映していくというPDCAを構築することが大事であり、そのためにもCSRレポートを通じて情報公開をしっかり行い、皆様に認知していただく必要を感じています。

- 2018年版ではSDGs※への
対応にも触れています

SDGs※への取り組みは、「持続可能な社会の実現に貢献する」という当社のCSR方針にも合致する重要な課題だと認識しています。首都高の事業そのものがCSRを含んでいるので、事業を粛々と進めていけば一定の社会的責任を果たしていけるかもしれませんが、それだけでステークホルダーへの取り組みの質を高めていくことはできません。その可能性を広げるのがSDGsという存在かもしれません。 たとえば、ある路線をつくるときには、その地域に住まわれる住民の方々の生活や地域の環境に配慮し、調査結果などを確認しながら皆様にとって良い高速道路をつくろうとします。そうしたアクションを地球規模で広げてみたときに、私たちができる社会貢献がまだ多くあるだろうと。東京という世界的大都市において、ひとつのインフラをつくり上げた成果・実績を基に、他国の発展に寄与できる可能性もあります。 まずは、私たちの業務がSDGsの「17の目標169のターゲット」の分類にどう紐付いているかを社員一人ひとりがしっかりと認識していくことが大事だと思っています。

分かりやすく、飽きさせない工夫で内外から評価

- 2018年版のCSRレポートの評価は
どのようなものですか?

2016年版の発行から3冊目を迎え、三幸企画さんの尽力もあって、分かりやすく良いレポートであると内外から評価されています。 2018年版CSRレポートは、情報のボリューム感をいかに最適なものにするかが大きな課題でした。それまでのレポートは、数冊分のレポートの情報をひとつにまとめたという経緯で作っていたため、読者の皆様から「情報量が多い」「一冊読むだけでも大変」と言われてきました。三幸企画さんには、情報の分量を落としながら、読んで飽きさせないようビジュアルを上手に使っていただくなど、センス良い提案をいただいたと思っています。

- レポートの活用については
いかがですか?

当社の事業活動が極めてCSR的色合いを持っているため、CSRレポートが充実すればするほど、事業案内のような使い方にもつながってきます。関係団体の皆様への業務説明などの場面では、この一冊で自己紹介が済みますし、CSRはコミュニケーションが鍵と考えているので、このレポートが社員や関係者の皆様の役に立っていることを喜ばしく感じています。

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CSRの知見を活かした提案に期待

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- CSRレポートやその活動の
今後の課題は何ですか?

社内の評判はいいのですが、首都高のCSRレポートとして現状のままでよいのかと自問自答しています。地域の課題、地球規模の課題に対しどのような貢献をしていくかを示すことが、今後のCSRレポートの伸びしろの部分だと思っています。 当初、社員の意識として、CSRは自分たちの普段の業務とは異なるものという誤解がありました。2018年版レポートで情報が整理されて、自分たちがやっている仕事のコアな部分がすなわちCSRなのだと理解されてきたように感じます。今後もさらに業務を通じて社会課題の解決に貢献しつつ、よりよいCSRレポートの発行を通じて積極的に情報発信していきます。

- 最後に、三幸企画への期待は?

三幸企画さんを選定した理由のひとつに、「喫緊の社会問題、CSRトレンドを把握しているか」がありました。社会が今どういう状態にあり、ステークホルダーが私たちにどういう情報発信を期待しているか。感度を高めてキャッチし、ご提案いただければと思います。また、読者のハードルを上げずに自然な形でレポートを読んでいただける“仕掛け”は制作会社の皆様でないとできないことなので、今後も三幸企画さんからのご提案に期待します。

※SDGs:Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称。2015年9月の国連サミットで採択されたもので、2016年から2030年までの間で達成を目指す国際目標。17の目標と、それらを達成するための169のターゲットで構成されている。

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首都高速道路株式会社様

代表者
代表取締役社長 前田 信弘
本社所在地
東京都千代田区霞が関1丁目4番1号
資本金
135億円
URL
https://www.shutoko.co.jp/
TEL
03-3502-7311
設立
平成17年10月1日
事業内容
首都圏における都市高速道路の建設・管理、駐車場・高架下施設の建設・管理など
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